昨日の「学校づくり授業7」は,①中頓別学園校歌お披露目会 ②人生会議 ③ふりかえりを行いました。

入口にありました。 これは何のために使うのでしょう?

こちらも何か「歴史年表」らしい物がありましたた。

こちらは「たにじゅん先生(学芸大学連携)」によるグラフィックレコーディング,通称グラレコです。今日の学びを絵にして表現します。準備をしていました。

9時30分,小学生51名,中学生34名,ゲスト20名,町内参加者40名ちょっと,計160名ででお披露目会が始まりました。

昨年度も,校歌づくりで中頓別に来町いただいた成山剛さん,Chimaさんによる歌披露がありました。

校歌のお披露目です。小林もえ子さん(北教大連携)のピアノに合わせてお二人に歌っていただきました。

豊かな自然,子ども園,小学生,中学生の様子のスライドが流れる中,小林さんのピアノに合わせてChimaさんと成山さんの歌声が響き,「この町で,仲間と一緒に学び,苦しいことも乗り越えよう」というメッセージが伝わりました。

参加者みんながしんみりと聞いていました


次は,グループ毎に分かれて,新しい校歌の感想を,町内参加者,町外のゲスト,小学生・中学生も含めて,丸い段ボール用紙(えんたくん)に書きました。


こども園の園児たちも書いています。

「発表したいグループ!」と指名されて一番に名乗を上げたのは元生徒会長。「中頓別の自然の素晴らしさを感じられる」とうれしい感想を発表してくれました。

4番目に手を上げたのは,途中から参加してくれたこども園の年中さん。「うれしい気持ちの歌です」と発表してくれました。

グラレコにも似顔絵入りで記録されていました。
たくさんの「えんたくん」。圧巻です。感謝の気持ちがあふれていました。

休憩の後,第2部となりました。進行は,北海道教育大学の「よりみちラボ」の学生さん達による「人生会議」です。

「人生会議」の方法です。小中学生・ゲスト・先生・地域の方々,いろんな世代のいろんな意見を自由に出し合い,肯定的に受け入れるミーティングです。

自分の人生に「こんなことあったなあ」「こんな未来があったらなあ」についてたくさん出し合います。困ったら「動いて・考えて・書こう!」という活動です。

何人かにモデル例を言ってもらってウォーミングアップ。会場みんなで立ち上がり「〇〇〇がしたい,なりたい!!」と一斉に叫び,活動がスタートしました。
年表の「0歳,10歳,20歳,30歳,50歳」の部分に線を引っ張って,自分の昔の頃(失敗も含めて),未来のこと(仕事する,結婚する,家を建てる,〇〇になる)をどんどん書いていきます。

子どもも大人もどんどん書いていくことで,みんなの夢が広がります。過去の悔しい経験もここでは思い出ですね。


司会の大学生に,中学生も話しかけます。

大学生は,「問いカード」を配っていました。この問いに答えながら,人生会議に書き足していました。
みんなの出来事,夢を,みんなの前で発表しました。

「会社の社長になって,大金持ちになりた~い!」彼の大きな夢に拍手が起きました。
「〇歳までに,〇〇を旅行したい!」これも大きな夢ですね。

発表が終わった後,みんなの夢を交流しに行きました。
「夢をもつ」は人を元気にする。「今どんなことをするか」は,まずは一歩踏み出す力になる。
夢を実現するには,ひとりではできない。
いろんな人のつながりで学び,アイデアや元気をもらい,そのつながりの中でそれぞれの今と将来につながります。「人生会議」をみんなで囲んでする。みんなの元気と力になりました。

教育大学「寄り道ラボ」の皆さん,本当にありがとうございました。