本校の概要(R7)
中頓別町は、宗谷管内南東部に位置する町で、南東部に枝幸町、北部に浜頓別町、西部に天塩山地を隔てて幌延町に隣接し、交通面では、旧国鉄天北線のつながりから音威子府村と浜頓別町との関係が深い地域です。人口は約1500人。基幹産業は酪農業と林業です。
産業構造の変化や宅地の減少、中頓別農業高校の閉校(2008年・平成20年3月1日)など、過疎化・少子高齢化が進み、生徒数も減少傾向にあります。
ですが、町を上げて教育や文化に対する熱意が高く、給食費の補助や英語教育(ハワイ語学研修・8月)、キャンプや山登り、カヌー体験や砂金堀りなどの自然体験、プールやスキー、卓球やバスケット、剣道、太鼓や吹奏楽、図書の貸し出しなど、スポーツや芸能面、文化活動にも力を入れている地域です。地域から学ぶ授業として、中学校では、職場体験学習や福祉体験学習などを行っています。
保護者の教育に関する関心・期待はとても高く、少子化と施設老朽化による新しい学校づくりの構想が令和3年から始まり、教育委員会内に「新しい学校推進室」が設置され、義務教育学校開校に向けて、学校と協働して準備を進めています。
令和6年度からは、児童・生徒による「新しい学校づくり授業」、教職員による「新しい学校づくり委員会」が開始。他にも、授業づくりで北海道教育大学、新しい学校づくりの構想や校舎面で東京学芸大学を始めとする多種・多様な団体と協定を結び支援を頂いています。
令和7年3月、小学校が中学校に引っ越し。4月から中学校舎の小中共有使用を開始しました。(水色:中学校、緑色:小学校、黄土色:共用)
小中一緒の生活はとても良好、かつ学ぶことだらけです。当初心配した生活面の不安などは一切無く、トラブルがあっても、小中お互いに安心して生活できるためにどうしたら良いかと、子どもたちが考える機会になっています。
6月から小学校校舎の改修・増築→新校舎化が始まり、R9年に完成し、夏休み後に引っ越しする予定です。
また、子ども達の包括的に支援する「子ども支援ネットワーク会議」の開催、多様な学びの場であるフリースクールの設置など、園・小・中の12年間の一貫教育に向け連携充実を図っています。
中頓別中学校ホームページは、2019年(令和元年)からameba blogで開設しておりましたが、2025年(令和7年)より、edumapに変更しております。
町教委の「新しい学校推進室」による中頓別学園ホームページ(https://nakatombetsugakuen.edumap.jp/)と合わせてご覧下さい。
中頓別町立中頓別中学校長 倉 照 彦