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1223 新しい学校づくり授業~テキストプログラミング2~

昨日の4時間目,新しい学校づくり授業~プログラミング授業2~を行いました。

前回は体育館に机を持って行きましたが,今回は音楽室に机を増設して対応しました。

前回は,PRINTやGOTOという命令で,文字を表示させる方法を学びました。

今回は,LOCATEという表示場所を指定して表示させます。

 

以下のプログラムは6段で書かれています。

1行目:画面上の「X座標15,Y座標11」の位置(LOCATE)に,383と言う文字を表示(PRINT)する。

2行目:次に122の文字を,3行目:次に209の文字を,4行目:次に777の文字を,5行目:次に333の文字を,6行目:それが終わったら1行目の命令に戻れ,というプログラムです。

 

命令を実行(RUN)すると,5つの文字列がスロットのように入れ替わります。ストップを押すと任意の文字で止まる,そんなプログラムです。「777」で無事に止まりました!

 

 

数学のグラフと異なり,コンピューターは左上の端が開始点であると学びました。

プログラムは英語,表示は数学です。教科を超えた学びに一生懸命聴いています。

今度は,PRINTの数字を指定せず,「RND(ランダム)10」という形が登場。0~9までの好きな数字をコンピューターが選ぶ,3桁の数字がスロットのように動くプログラムにします。

先ほどのプログラムのPRINTの数字をRND(10)に書き換えました。数字を換えたらEnterキーで確定させる必要があります。

これで,3桁の数字それぞれが0~9まで入れ替わります。

「ちなみに,777が出る確率は?」と聴かれ,生徒たちは考えます。

 

3年生数学で「確率」を習います。

百の位「0~9」の10文字のうち,7が出るのは「10分の1」。

次に10の位で7が出るのは「さらに10分の1」,最後1の位まで7が出るのは「さらに10分の1・・・」

つまり,10分の1×10分の1×10分の1=1000分の1,ということが分かります。(ここで頭を抱える子も・・・)

ひらめいたらキーボードを動かし,うまくいったりいかなかったり,それぞれの頭がどんどん動く様子が見られました。

どんどん進む松田先生の授業に,ついて行くのが精一杯の子も,ひらめいて答える子も,悩みながらがんばっている子も,それれぞれ見られました。

でも,みんなで学ぶとそれ以上の意味と価値があります。お互いに分からなければ,互いに聴き合い,教えあい,助け合えるのです。

それぞれに学ぶ様子が見られました。学びあいと探究です。

前回の授業と比べて,さらに発展的なことを学ぶことができました。

各自タブレットを持ち帰っています。ぜひ自分で復習し,ichigoJam BASICを使いながらテキストプログラミングに挑戦してください。

 

最後の授業は1月19日を予定しています。

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