1209 薬物乱用防止教室
12月9日の6時間目,薬物乱用防止教室を行いました。講師は枝幸警察署の方にお願いしました。
若者世代で急速に広がったドラッグの影響から,中学校では平成20年代から薬物乱用防止教室は必修となっています。
今では飲酒・喫煙など体に害を及ぼす内容が盛り込まれ,保健体育の学習として扱われています。講師から非行防止教室とタイトルを付けていただきました。
生徒たちがわかりやすいよう,薬物が身近にある,心地よい言葉で誘われる例を出してもらいました。むしゃくしゃしたこと,ダイエットしたかったこと,眠気やハイテンションになっていたこと,よくある例です。
たばこやお酒は「ゲートウェイドラッグ」と呼ばれることも学びました。なぜ未成年はダメなのか。脳の成長や健康状態に悪影響を及ぼすからです。
また,友だちが絡むと人間関係にも影響があることも学びました。お金・言葉・人間関係,巧みに忍び寄ることが分かりました。そうならないためには正しい知識と頼れる場所に相談することです。
生徒からも感想や質問が出ました。
誘われたときにどう断るるロールプレイをしてもらいました。
2年生で勇気を持って出た子は,少し考えて「いや,他の人との約束があるから~」と(ついてもよい)嘘をついて誘いを断ることを演じてくれました。まわりから拍手が起こりました。
薬物はネットトラブルと同じく,言葉巧みに近づいてきます。正しく判断して自分からきちんと断る。飲酒や喫煙も自分に必要ない時はやらない。そんな知識と行動ができるようこれからも学んでいきましょう。
枝幸警察署の方,ありがとうございました。