1121 合同教育研究大会
久しぶりのアップとなりました。🙏
本日は、浜頓別・中頓別両町教育研究大会でした。
小中が一緒の校舎のため、集まる方も多く、浜頓別町の先生方を中心に、利尻町や稚内市からも来ていただきました。
小学校は3クラス、中学校は3クラスのところ、英語の授業が公開中止となり、2クラスの公開でした。
1年数学です。「平面図形の見方を広げる」という内容で、「拡大、平行移動、回転をして、位置関係を考える」などして、正六角形をコンパスと定規で作成する単元です。
図形を線対称(辺で裏返し)や点対称(回転させる)などして、何回でピタリと一致するかを考えました。大型TVを見たりタブレットを使って操作し、みんなで考えました。
考察をノートにまとめました。
こちらは、3年社会、公民分野です。「私たちの暮らしと経済」の単元で、労働環境の変化と課題の学習。前時の振り返りをして、雇用と労働の問題を考える授業となりました。
労働の課題はニュースで知っている子もいて、賃金や労働時間、雇用問題や働き手の不足など課題だらけです。あまり明るく考えられないテーマに、しっかり取り組みました。
ワークシートに書いたり、考えをTeamsのホワイトボードに載せていきました。知識で学ぶことと、自分が大事にしたいことについて、少し交流することができました。
こちらは、2年英語が公開できないために、代打で実施した2年理科です。北半球の太平洋・大西洋上に流れる偏西風について、タブレットを使って学びました。
ハワイに行ったことがある人は、行きと帰りで飛行機の所要時間がなぜ違うのかを問われ、すぐに「向かい風」と反応していました。
小学校も、3年生算数、5年生算数、6年2組の算数を公開していました。
授業後には、校内研究について発表。小中一緒のテーマで、授業づくりについて学んでいること、生徒の学力向上について取り組んでいることを発表しました。
先生方で教室に戻り、研究協議をしました。1年数学の様子です。
助言者は稚内市の教頭先生です。何種類かの1年数学の教科書を見比べ、「図形の見方」でどんなことを学べば良いのかをわかりやすく解説してくれました。
3年社会の研究協議です。人数が少ないため、1グループでしたが、3地域の先生が集いました。
公民の学習は、15歳の生徒たちが、近い未来に自分で働き、自分の生活を守り行動していく知識に直結します。そのため、どんな課題を据えて、子どもたちに学ばせたら良いのかを熱心に協議していました。
若い先生方でやっている中頓別中学校のために、他地域の先生が集い熱心に学ぶことができました。授業を公開したり、取組をまとめて発表することで、周りの先生方も力を貸してくれました。本当にありがとうございました。
この学びを生徒たちの授業へ還元させていきたいと思います。ありがとうございました。