本日の昼休み、生徒会執行部のメンバーと校長で会議を持ちました。
テーマは「熱中症対策」。普段、学級で勉強しているときの暑さの様子や、学校や教育委員会が実施している校舎の環境整備について交流しました。
1つ提案をしました。そして、校長から先生方やPTAに伝えて意見をもらうところ、執行部から全校生に伝え意見をもらうところを分担して、対応していくことになりました。
今後も、生徒会執行部とも連携しながら、学校づくりを進めていきます。
本日の昼休み、生徒会執行部のメンバーと校長で会議を持ちました。
テーマは「熱中症対策」。普段、学級で勉強しているときの暑さの様子や、学校や教育委員会が実施している校舎の環境整備について交流しました。
1つ提案をしました。そして、校長から先生方やPTAに伝えて意見をもらうところ、執行部から全校生に伝え意見をもらうところを分担して、対応していくことになりました。
今後も、生徒会執行部とも連携しながら、学校づくりを進めていきます。
本日の2・3時間目、3年生が「赤ちゃん抱っこ体験」を行いました。
3年家庭科には「家族と家庭生活」の分野があり、平成20年から「子どもの成長」が加わりました。
その理由は当時、「赤ちゃんポスト(分からない方は調べて下さい)」の論議があったりと、全国で子どもをきちんと育てられない若者が増え、その大切さを学ぶ必要があったからです。
家庭科では、子どもが好きなおもちゃを作り名札も手作りしました。今回は道徳の時間の性教育として、「赤ちゃん抱っこを通じて、お父さん・おかあさんが小さな命を育てる気持ちを学ぶ」として設定しました。
協力いただいたのは、保健福祉センター職員3名とお母さん6名とお父さんも1名いらっしゃいました。大変ありがとうございます。3年生は風邪などを子どもに移さないためにも、体調を万全にして参加しました。
いざ、抱っこ体験が始まると笑顔になったり、声かけや身振り手振りで呼びかけたりと、愛情を持って接したり、自分なりのやり方で子どもと遊ぶ生徒が増えました。とてもいい笑顔です。
自分たちが作った乗り物で遊んでくれるのも、うれしいですね。
後半は、事前に考えた質問をお母さん方に伝えました。赤ちゃんを育てる大変さ、泣いたときにどう接したら良いのか、名前はどうやって決めたのかなど、質問を考えた以上に、お母さん・お父さんは、エピソードを思い出したり、普段気をつけていることなど、たくさん答えてくれました。
名前をたくさん考えたこと、好き嫌いがあったりなかったり、寝かしつけても夜泣きして大変だったり、何でも口に入れてしまうので目を離してはいけないこと、赤ちゃんは言葉が通じないのでかわいいという愛情を持って接したり、赤ちゃんの気持ちを考えて見たり手探りだったことなど、たくさん学ぶことがありました。
話を聞いているうちに、自分の親はどのように育ててくれたんだろうと考えた3年生。学校に帰ってから、感謝のメッセージカードを書きました。自分のうちに帰って、自分のお父さん・お母さんに優しく接してくれたらなぁと願っています。
本日の中頓別は11時に30度まで上がりました。
そんな中、前期中間テストがありました。WGBT計の数値も注意レベルまで上がる中、暑い中集中して頑張りました。
6時間目、1年生と2年生は道徳。1年生は性教育の内容を行いました。
1年生はパーソナルスペースの内容。相手との関係性が高くなると、距離は狭くなるのをカードを並び替えて確かめました。
相手が急に近づいてきて「嫌だな」と感じたら、そのパーソナルスペースが守られていないということ。「そんな場合どうしたら良いか?」という問いに、1年生はすかさず反応していました。
「何ともいわない」「いったら相手を傷つける~」、率直な反応です。でも担任は、これ成長するに伴って、相手とのパーソナルスペースが急に脅かされることもあるので、そんな時はきっぱり「嫌だ!」言いましょう!と伝えました。まだ男女の仲が近くて仲の良い年頃です。これからそんなことが起こるかもしれませんので、学んだことを生かしてほしいです。
2年生も、身近な文化を題材に学んでいました。
こちらは3年生の総合です。修学旅行に向けて、小樽での自主研修の計画を立てていました。「観光」「歴史・文化」「特産・産業」の3グループに分かれて、学びに行きます。
どの班も、ガラス工芸に興味を持っていたのが面白かったです。本番は1日目の14時から19時までなので、体験や買い物、夕飯を食べる形になりますが、良い経験と楽しみましょう。
本日の3・4校時に、学校づくり授業③を行いました。
今回も、楽しく安心して小中合同生活ができ、高校生や大人になっても、地域のみなさんと楽しく使える場所になるよう、みんなで対話する時間として「なかとんミーティング」を実施します。
今回のミーティングは地域拡大スペシャル版。40人弱の地域の方々に来ていただきました。
まずはじめに地域の方々の自己紹介。名前の他に一言アピールも。「〇〇が好き、〇〇と呼んでほしい、〇〇の子のお父さん・お母さん」など、驚きや笑いがある自己紹介になりました。
たくさん入れ替わった先生方も地域の方々に自己紹介。「〇年生担任です。〇〇の教科を教えています。」小中で先生の役割が違うのも、おわかりになったこととおもいます。
なかとんミーティング開始です。学年の並びからグループを作る際にミッションがありました。「自分のグループに入る地域の方を呼びに行く」というものです。
元気に呼びに行ったり、お互いに緊張したりと、見どころがありました。
今日のミーティング活動は3つ。1つ目、グループ内の自己紹介をして、ある作戦を立てます。
2つめ。「地域の方々に校舎案内する」先ほどはこの作戦を立てました。立てたら地域の方を連れて学校案内に出かけました。探検場所や様子を写真に撮るため、タブレットを持って出かけました。
小学校の教室は小学生、中学校の教室は中学生が案内します。
お互いの教室に入ることがないので、中学校教室に「なんでパズルがあるの~?」と小学生も興味津々でした。
階段は大賑わい。
ここは3階の上、屋上に上がる場所で机や椅子の倉庫の部屋。普段立ち入り禁止なのですが、あれあれ、生徒にとっての秘密基地なのか、地域の方々も(数々の)思い入れがあるのか、上がっていきました。こういう雰囲気、大好きですよね~(^o^)
小学生と中学生が仲良く案内しています。撮影した写真はPadletで共有しました。
30分の案内が終わり3つ目の活動。地域の方々の「生まれてから今まで聞いてミーティング」です。
地域の方々による、生まれてから今までの中頓別の歴史、学校で頑張ってたこと、自分の仕事をどうやって決めたのか、など子ども達が興味を持つ話をたくさん話してくれました。
地域の方々は、身振り手振りを加え、時には小学生を膝前に座らせながら、小中学生に語ってくれました。
低学年は様子を写真を撮り、中学年以上は聞いた話を入力しまとめました。地域の方々のお話で興味を持ったことをPadletに上げました。(〇〇さんの人生話かっこいい~、なんて出てました)
なかとんミーティング地域拡大スペシャルは、ほのぼのとした雰囲気で終わりました。
校長として今日の学びをまとめました
地域の方々を校舎案内したことで、人の役に立ったり発見があってうれしかったり、地域の方も学校の様子を見て「安心」できた。地域の方の話を聞いて「興味」を持つことができた。新しい学校づくりの授業で多く人が集い安心と興味が増えたので、それらを大事に今後の活動に「挑戦」してほしい。地域の方々はたくさん応援してくれる。これからも挑戦していきましょう。
次回の予告をして終わりました。次回の地域拡大版は11月だそうです。また地域の方を呼べるのが楽しみになりました。
片付けをしている中でも「中学生、仕切るのが上手になっていますね」と様子を教えてもらいました。うれしかったです。
地域の皆様、教育委員会を始め新しい学校づくりを応援して下さる方々、本当にありがとうございました。
本日の中頓別中は、バスケ部が活動中止で吹奏楽部のみ活動しています。
吹奏楽部は中体連2週間後、7月26日に稚内地区ソロ・アンサンブルコンクールのため、追い込み中です。体育館を使えるようになったため、音色を大きく響かせています。
本日の校舎は電源工事をしています。昨年でスポットクーラーを小中に導入済みですが、小学校との共同生活でクーラーの台数が倍増。一気に稼働させるとブレーカーが落ちることがわかり、電源工事となったわけです。
下は1週間前の工事下見の様子です。
こんなかたちで、サッシに穴あきパネルを付けて排熱ダクトをつなげるようです。
壁に配線を通す関係で音がするため、土日の作業です。土日に作業される方々に感謝しながら、見守っていきます。
本日、中頓別は10時に27度まで気温が上がりました。低気圧と同様、急激な温度変化は体調を崩しやすいです。
ここ数年、熱中症で児童生徒が搬送される事故が全国で起きています。中頓別中学校でも、WBGT(Water Bulb Globe Tempureture:湿球黒球温度)という暑さ指数を掲示して、予防対策をとっています。
左側がその測定器です。黒い球部分を人体に当てはめ、人体と外気との熱のやりとりに着目し、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標となります。 同じ気温でも、湿度が高かったり日射が当たるのが多い場所では、危険性が高くなります。
各場所、各階に貼ってあります。また、共同生活の小学校からは、各階廊下に大きな扇風機を付けて、熱がこもらないように助けてくれています。互いにできることを協働しながら熱中症対策を進めています。
生徒が作ってくれたポスターです。保健室前に貼ってありますのでよく読んで下さい。
体育館に行くと、バスケット少年団が練習していました。夕方は過ごしやすくなりましたが、ここにも設置していますので、ご利用の際はご覧下さい。
中休み(2校時と3校時)などに小学生が外に出る機会もあります。小中の教職員で協力しながら、熱中症の事故がないように心がけていきます。
2日前の日記になってすみませんm(_ _)m。
18日(水)、小中合同研修を行いました。内容は「ICT活用」。講師は北海道教育大学付属旭川小の菊地先生です。小学校の教頭先生のつながりで来ていただきました。
普段の授業のICT活用現状を見ていただきました。1年数学です。
マッチ棒を使って四角を作り、横に1つずつ増やしていくとマッチ棒は何本ずつ増えるかという、比例の問題。最初は4本ですが、その後は3本ずつ増えていきます。先生はデジタル教科書、生徒は画面を指さし増える様子を説明しました。
2年社会。今までの文化と化政文化(江戸時代に最も発展した時代)との違いをまとめていました。
各自が調べた内容を、ファイルの共同編集やホワイトボード機能を使って、大型TVと生徒のタブレット、総合に見える形にしました。
こちらは3年体育。跳び箱を超える練習をしています。脚を広げず閉じる形の「閉脚跳び」なので、脚を胸に引きつける腹筋と、怖さを乗り越える勇気が必要です。
菊地先生は、体育の授業で確認した目当てや注意事項のボードを撮影していました。ICT化できる部分があったのかも知れません。菊地先生は小学校の授業も見学されました。
放課後、小中の先生方が集まって研修しました。
最初のつかみでは、ChatGPTを使った「自分の顔の未来進化」をやりました。先生方は興味津々で取り組みました。
小学校・中学校双方の授業を見たご感想と、ICTをどうやって活用するかについて話されました。ICTを使った個別・主体的な学びだけでなく協働的な学びにうまくつなげ、最後は個別最適な形になるよう工夫につなげることが大事と話されました。
小学校の実践では、係・委員会活動でICTを使った実践が紹介されました。
他にも、学校の業務(校務)の工夫では、行事が終わったら先生方にFormなどで反省を入力してもらい、担当者はその結果から改善策を作成し、反省会議を提案会議にする工夫も始まっています。
菊地先生からは「紙かデジタル化を迷ったら、デジタルに挑戦しては?」と提案がありました。中頓別の学校ではUDLを学んでいるので、「子ども達が自分の好きな方を選べる」のが良いかも知れません。
最後にChatGPTを始めとする生成AIの活用について。「0を1にするツール」である。簡単に言うと「アイデアを形にしたり、自分のやり方のどれが良いかを見極めるもの」だそうです。ネット上の膨大な資料をもとにしていますが、まちがいや流行もあるため、よく見ると間違った解釈も出てきます。生成AIでアイデアを形にしてもらい、人間がそれの細かなミスを直して活用するのが大事、だそうです。
子ども達の場合、どんどん使ってそれに染まってしまうことも予想されます。先生方も冷静な態度で生成AIを使ってみて、良いところと気をつける部分を学ぶ必要がある、と示されました。
最後に教頭先生から謝辞がありました。菊地先生、ためになる研修をありがとうございました。
一昨日ですが、生徒会執行部のメンバーで、校内で取り組んだ「みどりの羽根募金」を届けに、役場を訪問しました。
生徒会が到着した際には、町長さんが会議室にて待っておられました。みどりの羽根募金は、町内の緑化事業に使われます。
最後に記念撮影をしました。未来の中頓別のリーダーになる人材かもしれませんね。小林町長さん、役場のみなさん、ご対応ありがとうございました。
本日の3時間目、3学年とも教科以外の授業でした。レポートします。
1年生は道徳。題材は『自分で決める』という読み物。吹奏楽部に入ろうとした主人公(女子)。親にもやるからにはしっかりと念を押されて入部した後、友人がやめたいと言い出す。それに対して主人公の気持ちが揺れ動きます。自分が主人公だったら、どんな気持ちか、友人に何というか、互いに考えました。
班になって互いに交流します。1年生は黒板が見えるように、給食食べるときのような縦長になりました。
男子は気持ちが入ると演じたくなります。腕を机にたたきつけ(笑)ながら、主人公の気持ちを演じていました。
女子は主人公と同じ分、気持ちが揺れ動きます。みんなの意見交流後、言葉かけを考え直していました。男子は自分の意見をまず言いたい(!)様子。この違いは、性別差もあるのかも知れません。
こちらは2年生。性教育です。パーソナルスペースの話です。自分と相手の安全な距離は、レベルによって異なることが紹介されました。
4つのレベルの違いに合わせて、自分なりの安全なスペースを、紙テープで表してみよう、となりました。
④の「知らない人」の距離が長いこと長いこと。黒板を飛び出してしまいました。
先生は、②友人の距離に注目させ、どんなに友人であっても、自分の距離と相手が思う距離が違うこと。そして、自分が嫌だと感じたら「嫌だ」と言えること。相手に「嫌だ」と言われたら、相手のことを思い巡らして自分の行動をやめることを伝えました。気をつけていきましょう。
こちらは3年生の総合的な学習。修学旅行の自主研修は札幌・小樽であります。調べたいことをプリントにまとめ、タブレットを使って調べていました。
先生方は、調べたいことの共通点を見つけてグループに分けました。
グループに分かれて先生と相談していました。どんどん形になってきているので、分からないことを互いに聞きあって形にしていきましょう。
今日は、中学校だけの校内でしたが(小学校は運動会の振休)、宗谷教育局の松嶋教育主事をお招きして、授業研修を行いました。
研究授業は5時間目ですが、3時間目に通常の授業を見ていただきました。
1年生理科では、ミョウバンの結晶を大きく作る実験をしていました。
2年生社会では、歴史分野の調べ学習をしていました。
個別作業が主体でしたが、それぞれしっかりと取り組んでいました。
3年生は数学。√(ルート)が含まれる分数のうち、分母の√をない形にする(有理化)のと、しないのではどちらが便利?を計算で調べていました。
最初は、どちらが大きい?と尋ねていたのに、「答えは変わらない」との結論。せっかく計算したのに”ずるぃ!”と生徒のかすかな声を聞き逃さなかった担任。思わず教室に笑いが出ました。
4時間目に、研究授業の担当と教育主事とで事前懇談しました。
5時間目の研究授業は1年国語。単元は「構成を考えて話す」という内容です。前時の復習で、どんなスピーチが聞いてもらえるかを確認しました。おもしろい、わかりやすい、流れがある、等が出ました。
今日の課題です。それぞれの想いを形にする授業です。
前時に作ったスピーチを、バラバラにして、目指すスピーチに応じて、組み立て方を工夫するものです。
生徒たちが前時に書いたものを、短冊状に分けたものを用意。短冊1つにいいたいことが1まとめになっています。
並びを確認したら、自分のこだわりを書きました。
自分のスピーチの流れを発表し、それについてみんなで交流しました。交流した後に、もう1つより良いものに改善しました。
生徒たちは、時折「う~ん」と悩みながらも、いいスピーチを作っていました。
放課後の研究協議です。2グループに分かれて、①今日の授業の良かったところ、②もっと力を引き出せることについて、協議しました。
生徒たちは、先生の方を見て確認することはあるものの、自分たちで時折悩みながら、こだわりを生み出していたことが良さとして語られました。
松嶋主事からは、学んだことを「自分事」にする方法として、①本時の課題の提示 ②学ぶゴールを目指した組み立て方(スピーチを組み立てることなのか、発表することなのか) ③口答指示もありつつ、視覚優位の子のために、指示の見える化をする。④授業では、よい言葉を発出させるためにも、きれいな字で書く、~さん、~くんと呼ぶなど、言語環境を整えること、④ICT機器でスピーチを録画し、初期段階と改善した後を比較する、などが助言として示されました。
研修を通して、指導技術と生徒理解が進み、自分事として授業改善を学ぶことができました。松嶋主事さん、本当にありがとうございました。
運動会が終わって2週間目、次は中間テストと宗谷地区中体連球技大会です。生徒も先生もしっかり頑張ります。