中中(なかちゅう)日記

今週も金曜日、新学期に入って2週間が終わります。給食を食べ始めた時間で、各学級の様子を見に行きました。(校長は検食のため先に食べているのです)

 

2年生です。いつもながら、みんな元気な笑顔で素敵です。

3年生です。手を合わせて「いただきます」の場面でした。

1年生は、人数が少ないこともあり、なかなかの大盛りです。担任につられてみんな良い笑顔です!!

ある生徒の盛り付けを撮りました。こんなに大盛りです。よく食べてくれています。

 

今朝のニュースで「20代女性の5人に一人が低体重」と流れていました。大人になってからの体力不足や子どもを産むときにも影響があるそうです。

しっかり食べて、午後の活動に備えて元気を出していきましょう。

今日は5時間授業にして、中頓別町教育研究会の総会と新しい学校づくり委員会①を行いました。

これは、R3年度の構想、R4年度から始まった中頓別学園の話し合いの経過をふり返り、R7年度、新しく赴任した先生も含め、新たに確認と話し合いを行う会です。

 

中頓別学園を進めてくれているたくさんの外部団体、校内で進めてきた論議が紹介され、今年度の計画に向けて、小中・そして保護者を混ぜてグループワークを行いました。

考えるポイントが示されました。

変化をワクワクに捉える「心(マインド)」、同僚を学校だけでなく広く考える「捉え方」、子どもを主語に捉え直す「視点」、一番身近な大人としての「モデル」となること、です。

 

話し合うまでの方法もすごいです。

(1)教育長が出している「教育執行方針」を読む!!、(2)目指す姿を時間軸(①短期視点:1年後こんな姿だったら良い、②10年後こんな姿だったら良い) (3)開校まで1年、自分(達)の立場で(やりたいこと・今から出来ること・課題や疑問)で行いました。

町の教育執行方針を読んでいる方なんて、そうやすやすといません。でも、教育関係者だからこそ必要なんです。20分話し合って、グループごとに発表しました。

最後に大島教育長からまとめのお話しがありました。(1)受け入れの準備、春休みの引っ越しへの感謝。(2)建設コストが上がり随意契約となった。議会の採決が4対3だったが、教育に反対しているのではなく、建設中により費用がかかったらどうする。もう1回やり直してはどうか。先延ばしにしては、先生・子ども・親を不安にさせる。等などの声があり、議会でも教育に大きな期待がされていることが伝えられました。また、学校における3つのwell-being(①個別最適な学びの充実 ②心理的安全性の確保 ③先生方のwell-being)を仮校舎でも始めてほしい、と述べられました。

まだまだ調整することはありますが、地域の学びの場としての義務教育学校へ、大人の意識をつなげ、日常の実践の中で、無理せず出来ることからやっていこうと、参加された先生方・保護者の意識が高まる会となりました。

新しい学校づくり推進室の皆様、ご準備と運営ありがとうございました。

今日の給食は、カレー、フルーツヨーグルト、牛乳です。

おいしい給食をありがとう。生徒たちも笑顔で食べてました。

本日は、今年度最初の学校づくりの授業を行いました。

 

今までは、どちらかの学校に集まって実施していましたが、今年からは一緒。ござに座り、授業開始です。小1年生は入学してからまだ1週間足らずなので別授業。小2から中3までが集まりました。

 

進めて下さるのは、中頓別町新しい学校推進室の室田先生。昨年度も授業として実施して下さいました。ねらいは、小中一緒の校内研修で柱とした、自分の言葉で表現できる、個別最適な学び、協働的な学びを活かした内容となっています。

 

ウォームアップでクイズがありました。中頓別小や中頓中の現校舎がいつ建てられたか、そして校長先生より年上か年下か、面白い捉え方でクイズが盛り上がりました。

(中頓小は平成元年建築で35歳の校舎。中頓別中は昭和44年建築で55歳の校舎です。)

後半は、なかとんトークを始めます。小学生と中学生が交じったグループで、先生方が先導役になって、お互いに話す活動です。

グループ分けをどうするのかと思ったら、くじ引きでその場で決めました。先生方はグループの番号を持っているので、そこに移動します。

 

大人でも苦手な人もいるグループトーク。お互いの心の壁を無くすために、アイスブレイクから話し始めました。自己紹介や1億円あったら・・・など、子どもたちも柔軟な発想で話し始めます。

ALTが入ったグループでは、中学生が小学生への説明を助けていました。

 いよいよ本題。小中学校で一緒にこんなことしたい、児童会・生徒会で協力するとしたらどんなアイデアがある?こんなクラブや部活があるとうれしい、一緒に楽しく勉強する方法、などを出し合いました。

 

最後に、話した内容をグーグルフォームに打ち込みました。小と中では設定環境が違うため、小学生が接続できない子が多く、紙で書きました。ローマ字入力がすいすいと出来るのはだいたい高学年以上の子が多いです。

 

最後に、両校長やご協力頂いている東京学芸大学の先生や教育環境研究所の方にも感想を頂きました。「1億円あったら…」のアイスブレイクで、「みんなが楽しめるものが良いなぁ・・・」と話している子どもたちのいい考えがありました。

 

義務教育学校に向けて、建物や小中の調整ばかりに目が行ってしまいがちですが、肝心の子どもの達の学びをつなぐこと、先生方の意識を小中9年間のつながりあるものにすることはもっと重要です。互いに歩み寄りながら、9年間の学びへつなげていきます。

 

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